ここでは看護師さんの面接で必ず聞かれる質問を紹介します。
看護師の面接でよくある質問の意図やポイントを紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
「志望動機はなんですか?」
この質問はやる気や熱意を確認するためにきかれます。
そして、病院や施設についてしっかりと理解しているのかについても確認しています。
ポイントは、応募先の病院と自分の希望をが合っている事を具体的に話す。
「家から近いから」など自分のメリットだけを伝えるのはダメです!
事前にホームページなどから募集先の病院について経営理念や看護の考えを調べて理解するといいです。
「これまでは患者様からの視線に立って、安全で適切な看護に取り組むようにしてきました。
貴院を見学させていただいた際に、患者様の一人ひとりに丁寧な看護と温かいサポートを見て感動いたしました。
貴院で働く看護師のいきいきとした姿を見て、私もその中で一緒に働きたいと思い、応募しました。」
「前の仕事を退職した理由はなんですか?」
採用して同じ理由で辞めないか、トラブルを抱えていないかの確認するためにきかれています。
前の職場の不満や悪口はダメです。
転職理由がネガティブでもポジティブに変えて伝える!
「前職で働いていた病院で知識を沢山つけてキャリアアップをしたいと考えたからです。
そのためにも、施設や教育環境の整った病院で働きたいと思い、退職しました。」
「入職したらどんなことをしたいですか?」
募集している仕事内容とあなたの希望する仕事内容があっているか、あなたの看護技術やスキルで仕事をやっていけるかを聞いています。
この質問は自分がしたい仕事を伝えるだけではなく、応募先のニーズに合うように説明もくわえるとさらに良いです!
「これまで内科外来に3年間勤めていました。
今後はさらに患者さんの身近なケアをしていきたいと考えて、病棟業務の勤務を希望します。
私のこれまでの経験を活かし、さらなる経験を積んで貢献したいと思っています。」
「あなたの看護観を教えください。」
あなたが思う看護師はどういうものかをきいています。
自分の理想の看護師をポジティブな言葉で話すと良いです!
「患者さんへの適切な処置とサポートを心がけています。
患者さんとの日々のコミュニケーションを大切にし、ご家族をどうサポートできるかを考えています。」
「インシデントの経験はありますか?」
この質問はインシデント(ヒヤリハット)があったかどうかを聞かれていて、ほとんどの看護師にインシデントの経験がある前提で聞いています。
インシデントの経験があるから不採用ではなく、インシデントの経験からどんな予防策を学んで、業務に活かしたのかを聞かれています。
「以前働いていた病院で患者様に間違えて他の患者様のお薬を渡してしまいました。幸いすぐに患者様が違う薬だと気づいてくださり事故にはいたりませんでした。
その時、自分の確認不足を反省しました。
それから必ず薬剤名と渡す患者様の確認を念入りに行うようにしています。
看護チームでは、インシデントのレポートに書いて共有しました。」
「残業や夜勤は対応できますか?」
事前に募集内容を確認して、どのくらい残業や夜勤があるかを把握しておきます。
募集内容にない場合は質問して聞きます。
もし、残業や夜勤ができないのであればできない理由も伝えましょう。
「残業は大体何時間くらいでしょうか?」
「子供がまだ小さいの土日の夜勤は難しいです。」
※「できます」は具体的な残業・夜勤の内容を知っていれば大丈夫ですが、内容を知らずに答えると後になって対応できない状態になり、トラブルに繋がることも・・・
「何か質問はありますか?」
ほとんどの面接で最後に聞かれるこの質問。
募集者に疑問や不満があれば解決し、誤解のまま契約しないようにや、自分の病院にどれだけ関心があるのかをきいています。
疑問点の確認と自己アピールのため、質問を最低一つは用意していると良いです。
「夜勤は現在、だいたい何人態勢で行われているんですか?」
「資格支援制度がありますが、私もいつか認定看護師の資格を取りたいと思っています。
支援制度の内容を教えていただけませんか?」
「貴院の一日の業務内容について教えていただいてもよろしいでしょうか?」
まとめ
いかがでしたでしょうか。
面接を失敗しないためには、応募先の病院の情報を集め、自分の考えをまとめて理解を深め、
質疑応答のイメージをすることが重要です!