保育士の失敗しない面接マニュアル!よくある質問と回答例をまとめてみました

面接中の介護士 転職お役立ち情報

転職活動の中で最も重要視される面接。
特に保育士は人と関わる仕事ですので、履歴書に書かれているキャリアやスキルよりも、面接時の人間性を優先させるといった事業所も少なくありません。
そのため面接という限られた時間の中で、面接官の質問にうまく答え、いかに自分をアピールできるかが大事になってきます。

そんなことを言われても、面接ってつい緊張しちゃって、質問に答えるだけで精一杯…。
自分をアピールするなんて到底無理…。

そんな方でも大丈夫!
前もって質問の内容を想定し、シミュレーションしておけば、スムーズに質問に答えることが可能ですし、自分をアピールする余裕も生まれます。

今回は保育士での転職が初めての方でも安心!
「面接で気を付けるべきポイント」「保育士の面接で多い質問&回答例」をまとめてみました。

絶対に外せない!面接で気を付けるべきポイント

介護士の面接

面接で一番大切なのは、面接官に自分の印象を良く思ってもらうこと。
自分が面接官だったらどういった人に好感を持つか考えてみると、大事なポイントが分かります。

自然な笑顔と目線が大事!

基本は笑顔!かといって引きつったような笑顔はNG。
面接官の目を見て、自然な笑顔で話ができるように心掛けましょう。
緊張するとどうしても表情が強張ってしまい、相手に良い印象を持ってもらえません。
普段から鏡を見て練習するなど、自然な笑顔で受け答えができる練習をしておくのがオススメです。

丁寧な言葉遣いでハキハキと端的に

受け答えは丁寧に、スムーズな敬語でハキハキと質問に答えるようにします。
長々話していたけど、結局何が言いたいか分からなかった。
などと思われないように、内容は分かりやすく端的に、結論から話すようにすると相手に伝わりやすくなります。
面接官の話を遮ったりしないよう、必ず相手の話を最後まで聞いてから、言葉のキャッチボールをしていきましょう。

保育士の面接で聞かれやすい質問とは?

質問

面接の最後に100%と言っていいほど聞かれるのが「何か質問はありますか?」
最後の質問は、求人票に記載されておらず疑問に思ったことなどを前もってまとめておくようにしましょう。
質問がない場合も「特にないです」と答えるのではなく「今のところはありませんが、実際に働かせていただいてからいろいろ質問させていただきたい事が出てくると思います」と、働きたい意欲をさりげなくアピールするのも大事。

それ以外の質問は大きく3つの内容に分けられます。

  1. 前職や今までの経歴について
  2. 保育士についての展望や意気込み
  3. 自分自身について

面接で見られるのは、履歴書だけでは分からないその人の人間性や人柄です。
質問される内容には必ず意図があります。
履歴書ももちろん大事なのですが、面接でしっかりアピールができるように具体的なシミュレーションをしておきましょう。

前職や今までの経歴について

退職届

まずよく聞かれるのが「前職を辞めた理由」、他にも「前職でのエピソード」「前職以外の経歴」など…。
特に今までの職歴で勤続年数が短い仕事が続いていたりする場合は、その理由も聞かれます。
前職や今までの経歴について質問することで、面接官は仕事への向き合い方を見ようとしているのです。
自分が今まで真剣に仕事と向き合ってきたことが伝わるように答えていきましょう。

今までの仕事で得たものや学んだことなどがいかに自分を成長させ、新しい職場でどのように生かせるかということをアピールできる質問です。
ネガティブなイメージを持たれやすい退職や転職回数の多さを、自分のプラスになった経験として話することで良いイメージに変えていくことが必要。
自分の仕事に対する前向きな姿勢が伝わればOKです。

よくある質問「前職の退職理由は何ですか?」

前職の退職からあまり期間が空いていない場合は、必ず聞かれると思っておいた方が良い質問です。
前職の退職理由を聞くことで「同じ理由で辞めてしまわないか」「すぐに辞めてしまわないか」という確認をしています。
「勤務先が倒産してしまった」「決められていた契約期間が終了した」といった会社都合の退職であれば、そのまま伝えればOK。
自己都合による退職の場合「給料が安いので」「休みがもらえないので」といった職場への不満と取られかねない理由を答えるのはやめておきましょう。

保育士についての展望や意気込み

やる気満々の介護士

分かりやすく言うと、なぜこの会社を選んだかという「志望動機」「今現在、抱えている課題」「将来の目標」などが当てはまります。
他業種から保育士に転職する方の場合は、なぜ保育士を選んだのかという所から始まります。
保育士は精神的にも肉体的にも大変な仕事だと言われています。
にもかかわらず「どうして保育士を選んだのか」「数多くある事業所の中でどうしてうちを選んだのか」というのは面接官が一番聞きたいポイント。
保育士がいかに社会の中で必要とされている職業か、そこにどんな魅力を感じ、自分がどうなっていきたいのかを伝えることが必要です。

よくある質問「志望動機を教えてください」

志望理由は履歴書に書く場合もありますが、最近では履歴書に志望理由を書く欄がないものも多く、面接で直接聞かれることがほとんどです。
他業種から保育士に転職する方は、まず保育士を選んだ理由から説明しましょう。

待機児童問題が進む中で社会からより必要とされる保育士にやりがいと魅力を感じ、自分も社会に貢献できる仕事がしたいと思いました。

「年齢的に他の転職先が見つからなかった」「とりあえず資格がほしいので保育士を選んだ」といったような内容はNG。
保育士にどんな魅力を感じ、自分がどうしてそこに身を置きたいと思ったかを伝えます。

また、保育士から保育士への転職の場合は転職後の展望や目標を交えつつ、自分がいかに職場で活躍できるかをアピールしてみるのもいいでしょう。

事業所によっては資格取得の支援をしてくれる場合もありますので、前もって調べておくと志望動機につなげやすくなります。

自分自身について

長所と短所

「趣味や休日の過ごし方」「長所・短所」など、主に人間性や自己分析度を見るための質問です。
履歴書によっては長所・短所を書く欄がありますが、最近では少ないため、面接で直接聞かれることがあります。

趣味や休日の過ごし方は、仕事に悪影響を与えるような内容を避け、仕事に生かせそうなものを選ぶのがベスト。
料理やハンドメイド、イラストなどの物作り、ヨガやジョギングといった運動は保育士に生かせる可能性が高いのでオススメです。
「無趣味です」「お酒が好きです」といった回答にならないように準備しておきましょう。

よくある質問「ご自身の長所・短所は何ですか?」

この質問は、自分をいかに客観的に見ることができているかというのが焦点。
長所がただの自慢話になってしまわないように気を付けましょう。

長所は人見知りせず、初対面の方でもすぐにコミュニケーションを取れる所です。
人の話を聞くのが好きなので、自分から話しかけに行き、いろいろな話を聞きだすのが得意です。
自分ばかりが話すのではなく「聞き上手」になることを心掛けています。

長所を話すばかりではなく、その長所を伸ばしたり生かすために心掛けていることもプラスできると良いですね。

短所の場合はネガティブすぎる内容や、人間性を疑われてしまうような内容は避けましょう。
長所と同様、短所を分かった上でそれを改善したり長所に変えていけるように何を心掛けているかということもプラスすると印象が良くなります。

面接対策は繰り返しシミュレーションが大事!

交渉するコンサルタント

面接で緊張したり失敗しないためには、繰り返しシミュレーションをすることが大事。
鏡を前に笑顔で答える練習をしたり、質問を想定して回答を準備しておくのも良いでしょう。
1人での面接対策が不安な場合は、保育士専門の転職サイトを利用するのがオススメ
転職サイトに在籍している転職アドバイザーが面接対策や履歴書のチェックも行ってくれます。
登録や利用は無料なので、どんどん活用して面接を成功に導きましょう!